こんにちは。餅まきネタ続きです。
「餅まきで成果を挙げたかったら誰もいない隅っこへ行け」
という教訓ですが、先月家族で参加した「熊野本宮大社例大祭」でのお餅まきで「誰もそこには陣取らないであろうマル秘スポット」で拾うという経験ができ、実感したんですよねー。
マル秘スポット・・・それはズバリ!「餅をまく櫓(やぐら)の下」!!!
どうです?これはほぼ誰ノーマークの場所なんじゃないですか?(笑)
なんでそんなとこで拾うことになったかというと、この日は途中から雨が降ってきてけっこう大変だったんです。
そしたら神事が終わってからの休憩の時にある方が着物着てる息子Bと私を気遣って「やぐらの下に入って休んでたら?」と勧めてくれたんです。
なるほど!屋根があるから雨に濡れないしお祭で紅白の幕張ってるから中は見えないしでリラックスもできる☆と息子Bと2人で入ってしばし休憩してたんですよね。そしたらなんとなく周りがザワザワ騒がしくなってきた・・・なんか・・・周りを包囲されていってる!!そうです、その状態でいつの間にか「餅まき」の時間に突入してたんです。
なんかすごい迫力を感じて怖くて外を見れないでいると、お餅がまかれる「バラバラーッ」という音とともに「ギャー!」「ワーッ!」と周囲がすごい騒ぎに(笑)
幕の下から熱気がムンムン伝わってきます!
恐る恐る覗いてみると「お兄さんこっち投げてー!」そりゃもうみなさん大迫力!!
さすがにお餅まきは参加もするつもりなかったのでのんきに皆さんの熱闘を観戦してたのですが、そのうち意外なことに上から投げたお餅がバウンドし、ポロポロと私たちのいる所に入ってきたんです。
最初は「わ、ラッキー☆」って感じで拾ってたのですが、なんか餅まきが激しくなるにつれどんどん入ってくる!せっせと拾い集めてるうちにだいぶ溜まっていきました。
息子Bも「あ、こっち!そっちも!」と教えてくれ、母はせっせと拾い集めました。外の騒然とした様子にキョトンとしてる息子Bとたまっていくお餅たち。いやー、さすが神の子、黙っててもどんどんお餅が溜まってくもんなんですね!(怒られるわ)
ちなみにこの時は1個1個包装されてない、初めて見る「裸タイプ」のお餅まきでした。雨で濡れるし芝生とか付いてるけど気にしない気にしない(笑)
それにしてもけっこうな量をまいたようで、時間も長かったです。そして私が集めたお餅はなんと20個近くありました。
労せずしてこんなにもお餅が拾えるなんて。「やぐらの下」とは盲点でした!!きっとそんな場所で拾ったことある人もいないでしょうが、これから幕が張ってある中が見えないタイプのやぐらを見つけたら迷わず潜むことをオススメします!(笑)
お餅まきが終わると主人も「めちゃ拾ったぞー!!」とドッサリお餅を持って入ってきました。しかも主人の拾ったお餅には何個か裏をマジックで赤く塗ってるものがあって、それは「当たり餅」だそう(笑)
商品はそれを受けるとその年一年家内安全・無病息災であるという言い伝えのある「挑花」という花飾り。昔はこれを取り合いしてたそうなんですが、最近はお餅まきで印のあるものをとった人がもらえるシステムになったようです。なるほどー。
という訳でこの時も思いがけずたっくさんのお餅を手に入れてきたんですよ。もちろん戦意マンマンで早くから前列中央に陣取りする方もいらっしゃるし、「隣の人とエキサイティングに取り合うのがたのしいんやん」という方から見たら邪道ですが・・・とにかくコンタクトプレーが苦手な方には隅っこオススメですよ☆